訪問看護の費用はいくら?|医療保険・介護保険の違いと自己負担の目安






訪問看護の費用はいくら?|医療保険・介護保険の違いと自己負担の目安



訪問看護の費用はいくら?|医療保険・介護保険の違いと自己負担の目安

門真市・守口市エリアで在宅療養をご検討の方、または退院調整を担当するケアマネージャー・地域連携室の方から「訪問看護の費用はどのくらいかかるか」というご質問を多くいただきます。訪問看護の費用は、主治医の指示書の内容・利用者の状態・適用される保険制度によって異なります。本記事では、医療保険・介護保険それぞれの費用体系と、医療依存度が高い場合の費用に関する基本情報を整理します。

訪問看護の費用は「どちらの保険が適用されるか」によって異なります

訪問看護の費用を考えるうえでまず確認が必要なのは、医療保険が適用されるのか、介護保険が適用されるのかという点です。同じ訪問看護でも、適用される保険によって費用体系・自己負担額・利用回数の制限が大きく異なります。

主治医の指示のもと、以下のいずれかの状態・条件に該当する場合は医療保険が優先される傾向がありますが、個別のケースについては主治医・ケアマネージャーと確認することが必要です。

  • 厚生労働大臣が定める疾病等(別表第7):末期の悪性腫瘍(がん末期)、ALS、筋ジストロフィー、多発性硬化症、パーキンソン病関連疾患、脊髄小脳変性症など
  • 特別管理加算の対象となる状態:気管カニューレ使用・在宅中心静脈栄養(在宅IVH)・真皮を超える褥瘡など(週4日以上の訪問が必要な場合に医療保険適用の可能性)
  • 精神科訪問看護指示書による訪問

40歳未満の方(介護保険の被保険者でない方)は、原則として医療保険での訪問看護となります。

介護保険で訪問看護を利用する場合の費用

65歳以上の方(または40〜64歳で特定疾病に該当する方)が介護保険を利用して訪問看護を受ける場合、費用はケアプランに組み込まれた訪問看護計画をもとに算定されます。

1回の訪問につき発生する費用は、訪問時間(30分未満・30〜60分未満・60〜90分未満など)によって基本単位数が異なります。単位数に地域加算(大阪府門真市・守口市は地域区分が適用されます)を乗じた額に自己負担割合(1割・2割・3割のいずれか)をかけた額が自己負担となります。

介護保険の訪問看護には、要介護度ごとに設定された支給限度基準額の範囲内での利用が原則です。医療依存度が高い場合や複数回の訪問が必要な場合は、支給限度額との関係を担当ケアマネージャーと確認することをお勧めします。

医療保険で訪問看護を利用する場合の費用

医療保険の訪問看護は、訪問看護療養費として算定されます。自己負担割合は利用者の年齢・所得区分によって1割・2割・3割のいずれかとなります。高額療養費制度の対象となる場合もあります。

医療保険では原則として週3回(3日)まで訪問看護を利用できますが、別表第7に掲げる疾病等(末期がん・ALS・難病など)に該当する場合は週4日以上の訪問も可能です。

また別表第8に定める状態(在宅悪性腫瘍患者指導管理・真皮を超える褥瘡・在宅IVHなど)に該当する場合は、複数の訪問看護ステーションから同一月に訪問看護を受けることができる場合があります(主治医の指示書による)。

医療依存度が高い場合の費用について

がん末期・HFNC(高流量鼻カニュラ酸素療法)・TPPV(気管切開下陽圧換気)・NPPV(非侵襲的陽圧換気)・PCAポンプによる疼痛管理・在宅IVHなど、高度な医療管理が必要な状態の方は、特別管理加算・緊急時訪問看護加算・ターミナルケア加算など複数の加算が算定される場合があります。これにより1か月の費用は基本訪問費用よりも高くなることがあります。

難病医療費助成制度(指定難病・特定医療費)の対象者については、自己負担上限額が設定される場合があります。主治医・ソーシャルワーカーにご確認ください。

える訪問看護ステーションでの対応について

える訪問看護ステーション(株式会社える)は大阪府門真市を拠点とし、守口市エリアの方も対応しております。ICU・急性期病棟出身の看護師が在籍しており、主治医の指示に基づいて以下の医療的管理を実施しています。

  • HFNC・TPPV・NPPV装着者の訪問看護
  • 気管カニューレ管理・吸引処置
  • 在宅IVH(CVポート・中心静脈カテーテル)管理
  • PCAポンプによる疼痛管理補助
  • がん末期・ALS・難病など特定疾患の方へのターミナルケア
  • 褥瘡のDESIGN-R評価と処置管理

費用や制度の詳細は、主治医・ケアマネージャーとの相談内容によって異なります。退院調整の段階でご不明な点がございましたら、個別にお問い合わせください。

費用に関するよくある誤解

「訪問看護は高額で利用しにくい」と感じている方もいらっしゃいますが、介護保険の支給限度額の範囲内での利用や、医療保険の高額療養費制度・難病医療費助成制度を活用することで、自己負担を一定の範囲に抑えられる場合があります。利用前に担当ケアマネージャーや訪問看護ステーションのスタッフに具体的な試算を依頼することをお勧めします。

なお、訪問看護の費用は診療報酬改定・介護報酬改定の影響を受けます。最新の単価については担当のケアマネージャー・訪問看護ステーションにお問い合わせの上、個別にご確認ください。



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