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どこでも使える!採用で有利になる方法

同じ自分でも、応募の仕方で変わること。
会社側から見た「紹介料」の話です。

知っておきたい仕組みを見る ↓
メガホンで転職のヒントを知らせる人
応募経路は、今日変えられる。

転職活動をしていると、人材紹介会社や転職エージェントを使うことがあると思います。希望条件を伝えれば求人を探してくれますし、面接の日程調整までしてくれるので、求職者側からすると便利なサービスです。

なので最初に言っておきますが、人材紹介会社を使うこと自体が悪いわけではありません。自分では見つけられなかった会社を紹介してもらえたり、転職活動の手間を減らしてもらえたりするので、うまく使えば非常に便利です。

ただし、転職する側からは少し見えにくい仕組みがあります。それが「紹介料」です。

01

紹介料って、誰が払っているの?

グラフや数字を見ながら舵を取る人

人材紹介会社は、基本的には求職者からお金をもらって成り立っているわけではありません。あなたが紹介会社経由で会社に入職すると、採用した会社側が人材紹介会社へ紹介手数料を支払います。厚生労働省の資料でも、求人を出す側から紹介会社へ料金が支払われる仕組みとして整理されています。

紹介料を払うのは、採用する会社です。

では、いくらくらい払うのでしょうか。

厚生労働省の2026年3月の調査報告書では、看護師・准看護師の紹介について、紹介手数料率の中央値は年収の20%、手数料額の中央値は64.5万円でした。もちろん紹介会社や契約条件によって金額は違いますし、30%前後、それ以上の料率を設定している会社もあります。過去の厚労省調査でも、看護師では年収の20〜30%未満を設定する紹介会社が多いことが示されています。

※調査回答における中央値であり、全国一律の料金や平均額ではありません。料率と金額はそれぞれの集計値です。出典はこちら。

ちょっと具体的に考えてみましょう。年収400万円の看護師さんを採用するとします。

紹介手数料 20%80万円
紹介手数料 25%100万円
紹介手数料 30%120万円

ここで大事なのは、この80万円、100万円、120万円を払うのは、入職するあなたではなく採用する会社だということです。

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同じ人でも、採用コストは違う。

天秤を前に条件を比べる人たち

つまり同じ人が応募してきても、「ホームページを見ました。直接応募します」という応募と、「人材紹介会社から紹介されました」という応募では、会社から見た採用コストがまったく違う場合があります。

ここをものすごく単純化すると、

ホームページから直接応募紹介料 0円

紹介会社への手数料が
基本的に発生しない。

紹介会社からの応募数十万〜
100万円以上の場合も

採用時に会社が紹介料を負担。

直接応募のあなた=0円からスタート。紹介会社経由のあなた=採用した瞬間に数十万〜100万円以上のコストを背負ってスタート、ということになります。

もちろん会社は人を採用する以上、給与も社会保険料も教育費も払いますから、本当に「0円」ではありません。ただ、紹介会社へ支払う紹介料については、直接応募なら基本的に発生しません。

これ、採用する側から考えると結構大きい話です。

たとえば面接をした結果、能力も経験も人柄もまったく同じAさんとBさんがいたとします。Aさんを採用すると紹介会社へ100万円支払う。Bさんはホームページから直接応募しているので、その100万円がいらない。さて、会社はどちらを採用しやすいでしょうか。

少なくとも、Bさんには
「100万円払ってでも採用する価値があるか?」
という追加のハードルがありません。

ここがポイントです。

紹介会社経由だから採用されない、という話ではありません。素晴らしい人材なら紹介料がかかっても会社は採用しますし、急募であれば会社側も紹介会社を積極的に利用します。実際、厚労省の調査でも、有料職業紹介は人材確保のスピードや確実性を理由として利用されています。

ただ、紹介料100万円が必要な応募者なら、会社側は当然ながらその100万円も含めて採用判断をします。逆に直接応募なら、そのマイナスが最初からありません。

03

行きたい会社があるなら、ホームページを見てみよう。

電球を手にしてアイデアを思いつく人

だったら、行きたい会社がすでに決まっているのであれば、一度その会社のホームページを見てみる価値があります。求人ページがあって、そこから直接応募できるのであれば、

わざわざ100万円くらいのリュックを背負って面接に行かなくてもよくないですか?

という話なんです。

これは当社だけの話ではありません。病院でも、訪問看護でも、クリニックでも、介護施設でも、一般企業でも、成功報酬型の人材紹介会社を利用して採用している会社であれば、基本的な構造は同じです。

だから転職するときは、求人サイトや人材紹介会社を見るだけではなく、ちょっとだけGoogleで会社名を検索してみてください。そして公式ホームページを開いて、「採用情報」「求人情報」「RECRUIT」あたりを探してみてください。

そこから直接応募できるなら、それだけで採用する会社から見たあなたの経済条件が変わります。

※すでに紹介会社からその会社を紹介されている場合は、応募経路を変更しても紹介料が発生することがあります。まずは紹介会社・応募先にご確認ください。

04

応募経路は、今日変えられます。

電球や矢印を見ながら次の一歩を考える人

能力を上げるには時間がかかります。経験年数も今すぐ増やせません。資格も一晩では取れません。でも、応募経路は今日変えられます。

転職活動というと履歴書の書き方とか面接対策とか、「自分をどう良く見せるか」に意識が向きがちなのですが、採用する会社側がどういう計算をしているのかを知っておくのも、結構大事だと思います。

少なくとも、同じ自分なら、100万円のマイナスを背負った自分より、0円から始まる自分の方が戦いやすい。非常に単純な話です。

ですので、当社に限らず「ここで働いてみたいな」と思う会社を見つけたら、まずはその会社のホームページを覗いてみてください。そのひと手間だけで、採用のハードルが少し下がるかもしれません。

採用コストの違いから考えられる一般的なメリットを説明した記事です。採用結果は、経験・適性・募集状況なども踏まえて判断されます。

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