例えるならば氷のよう

なんだかうだるような暑さの続く毎日で、かき氷やアイスの恋しくなります。

私はアイスボックスが大好きで最近毎晩のように食べてます。
昔はそれにウィスキーを注いで飲むとかやってましたが、最近は家でお酒を飲まないのでただボリボリと食べているだけです。

ふと昨日食べているときに色々な形の氷があるなと思いました。
それをみながら、このカップが社会や地域とすると色々な形の会社があるみたいなもんか、なんて思ったりしたわけです。

特に、アイスボックスは同じ味の氷が大なり小なり様々な形を成して混在しており、その様相が社会や地域における同じサービスを展開する訪看事業所がひしめき合ってる姿に重なるなと…

小さくても味のしっかりしているもの、大きくとも薄味でほかの粒を押しのけているもの。
色々あるなと。

そんななか、形が丸に非常に近く綺麗で味も濃いほどよい大きさの粒がありました。
それをみて、「あぁ、このようにありたいものだ」と思ったんですよね。

そもそも、皆さんご存知のとおり氷は水を何らかの型に入れて冷やして固めることでできますよね。

透明かつきれいな氷を作る場合、
 1.どのような形の氷にするか型を選ぶ
 2.一度水を煮沸し不純物を取り除く
 3.型にゆっくりと煮沸した水を注ぐ
 4.半分くらい凍ったら余った水を捨てて1から繰り返す
という手順が必要だそうです。

これを会社に例えると、
 1.会社のvision・mission・valueを明確にする
 2.採用は厳格におこなって、1に反する人は採用しない
 3.理念の共有をしっかりおこない、時間をかけて価値観を一致させる
 4.理念に沿わない人は辞めても致し方ないと捉える
といったルーティンで拡大や充実路線を歩むのかなと思います。

当社は「全部、真っ当にまっとう」をテーマにvision・mission・valueを明示しています。
この価値観で行動することが美しいと思っており、行動または行動を促すようにしています。

氷の型の枠組みは私が作り、注ぐ水を採用するのは私です。
しかし、その水自体は社員でありその一人一人の思考や言動や行動により氷の質は大きく変化します。

幸い、現在在籍しているスタッフは理念に強く共感してもらっており、それを踏襲した思考や言動や行動で日々の臨床に臨んでくれており、小さいながらも純度は高く綺麗な氷ができつつあるのかなと思います。

高い質(制度解釈・専門的知識・専門的技術など)を持ち、利用者主語で他職とフラットに協同して利用者の最大利益を目指して突き進む。当社はこういった型で進んでいこうと思っています。

そうやって進んでいった先にブランド(≒氷の形)がより明確にできてくるのかなと思います。
そして、できあがった氷を手に取り眺めているだけではその氷は溶けていきます。
常に温度管理に気を配り、形を維持しより強固なものにしていく必要があるのだと思います。

この、例えるなら氷のような会社を持続させ、常に今の置かれた状況ややるべきことを見失わずに価値観を共有して、「全部、真っ当にまっとう」を体現できる組織にしていきたいと思います。

いい味のでてるいい形の会社を目指してます。


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