訪問看護師の給料・地域区分と採用情報|門真・守口のえる訪問看護

本記事は、ICU・急性期病棟からの転職を検討している看護師の皆さまに向け、訪問看護師の給与体系・地域区分(7級地/5級地)・パート時給相場・訪問介護との違い、そしてえる訪問看護ステーション(門真・守口)の採用条件を整理したものです。月給だけを比べるのではなく、地域区分加算・オンコール手当・時短常勤制度を含めた総合的な労働条件で判断していただくための資料としてご活用ください。

訪問看護師の給与体系を構成する5つの要素

訪問看護師の給与は、病院勤務の月給制とは構造が異なります。求人票に記載される「月給◯◯円〜」の数字だけを比較するのではなく、以下の5要素の合算で判断していただく必要があります。

1. 基本給(経験年数・職務等級で決定)

基本給は看護師としての経験年数・前職での職位・保有資格(認定看護師・専門看護師等)で決定されます。訪問看護では、ICU・救命救急センター・急性期内科・緩和ケア病棟の臨床経験が評価対象になることが多く、人工呼吸器・PCAポンプ・CVポート管理など医療依存度の高い処置に対応できる看護師は基本給の評価に反映されやすい傾向です。

2. オンコール手当(待機料+出動料)

訪問看護ステーションは24時間対応体制加算の算定要件として、夜間・休日のオンコール体制を整備します。手当は「待機1回あたりの定額」と「実出動1回あたりの加算」の二段構成が一般的です。オンコール頻度・出動率は事業所ごとに大きく差があるため、求人票確認時には1人あたり月間の待機回数・実出動回数の実績を必ずご確認ください。

3. 地域区分加算(地域手当)

介護報酬・診療報酬には地域差を補正する「地域区分」が設けられており、看護師個人の給与における「地域手当」とも連動します。詳細は次章で解説します。

4. 医療依存度・特別管理加算対応に伴う処遇

HFNC(高流量鼻カニュラ酸素療法)・TPPV(気管切開下陽圧換気)・NPPV(非侵襲的陽圧換気)・PCAポンプ・在宅IVH(中心静脈栄養)など、特別管理加算(I・II)対象の処置に対応できる看護師は、事業所内での役割が大きくなり、評価制度に反映されます。

5. 賞与・退職金・各種手当

賞与は事業所の経営状況と本人評価で決定されます。住宅手当・通勤手当・車両手当(自家用車持込・社用車貸与)・資格手当の有無も実収入に影響しますので、求人票を読み比べる際は必ず内訳をご確認ください。

大阪府の地域区分(7級地/5級地)と給与への影響

介護報酬・診療報酬の「地域区分」は、地域ごとの人件費や物価の差を補正するため厚生労働省が定める区分です。1級地(東京23区相当)から7級地まであり、その他の地域は無区分となります。大阪府内の主要市町村の区分は以下のとおりです。

  • 大阪市: 2級地
  • 守口市・門真市・吹田市・池田市・高槻市・茨木市: 5級地
  • 豊中市: 5級地〜6級地相当(年度の告示に基づき確認)
  • 堺市・東大阪市・八尾市・松原市: 6級地
  • その他多くの市町村: 7級地またはその他

「7級地」「5級地」という表記は、級が低い(数字が小さい)ほど単価上乗せが大きい仕組みです。たとえば訪問看護費の1単位あたり加算は、5級地のほうが7級地より高く設定されます。事業所の収入が変わるため、看護師個人の給与水準・地域手当にも一定の影響が及びます。

門真市・守口市は5級地に区分されており、大阪府内では事業所単価が比較的高めに設定される地域です。年度ごとに告示が改定されますので、最新の区分はお問い合わせ時にあらためてご案内します。

パート(非常勤)の時給相場と契約形態

訪問看護のパート看護師の時給は、訪問単価制(1件あたり◯◯円)と時給制(時間あたり◯◯円)の二通りがあります。事業所の方針・地域区分・経験年数で水準は変動しますが、大阪府内の医療依存度の高い案件に対応できるパート看護師の時給は、病院外来や病棟パートと比較して高水準になりやすい傾向です。

  • 訪問単価制: 1件30〜90分の訪問で◯円。移動時間を含めて時間給に換算すると差が出ます
  • 時給制: 移動・記録・カンファレンス時間も含めて時給で計算
  • オンコール参加の可否: パートでもオンコールに参加できる事業所、参加不要の事業所など多様です

具体的な時給レンジは事業所ごとに異なりますので、ご検討の際は直接お問い合わせください。

訪問介護と訪問看護の違い(資格・業務範囲・報酬体系)

「訪問介護」と「訪問看護」は名称が似ていますが、職種・業務範囲・報酬制度がまったく異なります。転職検討の段階で混同される方が多いため、以下に整理します。

  • 担当職種: 訪問介護は介護福祉士・初任者研修修了者等のヘルパー、訪問看護は看護師(正看・准看)・保健師・助産師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士
  • 業務範囲: 訪問介護は身体介護・生活援助が中心。訪問看護は医師の指示書に基づく医療処置(点滴・カテーテル管理・人工呼吸器管理・褥瘡処置・服薬管理 等)とアセスメント
  • 制度上の位置付け: 訪問介護は介護保険のみ。訪問看護は介護保険・医療保険の双方で提供可能(疾患・状態により切り替わります)
  • 報酬体系: 訪問介護は身体介護/生活援助/通院等乗降介助の区分単価。訪問看護は訪問看護管理療養費・訪問看護基本療養費(医療保険)、訪問看護費(介護保険)で構成

訪問看護ステーションは「看護師等2.5人以上常勤換算」「管理者は保健師または看護師」など人員基準が法令で定められており、訪問介護事業所とは設置要件も別物です。

ICU・急性期出身者の評価と「給料が下がる」を防ぐ視点

病院からの転職で「訪問看護に行くと給料が下がる」と耳にすることがあります。しかし実際には、以下の条件が揃った事業所では、病院時代の年収と同等以上を維持できる場合があります。

  • ICU・救命救急センター・急性期内科・緩和ケア病棟の臨床経験を基本給に反映する評価制度がある
  • 地域区分が5級地以上(門真・守口・大阪市等)に該当する
  • オンコール手当・特別管理加算対象処置の対応に伴う処遇が明確
  • 24時間対応体制加算・機能強化型訪問看護ステーションの算定実績がある

逆に、地域区分が無区分のエリア・オンコール手当が低額・特別管理対象の重症例を扱わない事業所では、病院年収を下回りやすくなります。求人票だけでなく、「事業所が算定している加算」「重症利用者の構成比」を面接時にご確認いただくことをおすすめします。

える訪問看護ステーション(門真・守口)の採用条件

える訪問看護ステーションは、株式会社えるが運営する訪問看護ステーションで、門真市・守口市を中心に訪問看護を提供しています。採用に関する主な特徴は以下のとおりです。

  • 所在地・対応エリア: 門真市・守口市(地域区分5級地)
  • 常勤(正職員): 月給制。基本給+オンコール手当+各種手当。ICU・急性期・緩和ケア経験を評価制度に反映
  • 時短常勤制度: 1日6時間または7時間勤務から選択可能(週5日勤務基本)。利用理由を問わず、子育て・介護・学業・健康・自己研鑽など幅広く対象
  • オンコール: 時短常勤者は原則オンコール免除。希望者のみ参加可能
  • 非常勤(パート): 時給または訪問単価制(応相談)
  • 対応処置: HFNC・NPPV・TPPV・PCAポンプ・CVポート・在宅IVH・人工呼吸器・気管カニューレ・特別管理加算対象処置に対応
  • 24時間対応体制加算 算定

具体的な給与レンジ・賞与実績・退職金制度・研修支援等の詳細は、応募者個別の経験・希望勤務形態によって調整しますので、お問い合わせ時にあらためてご案内します。

時短常勤(キャリアダウンしない時短)の詳細

える訪問看護ステーションの時短常勤は、「就労時間に制約があってもキャリア・処遇を維持する」という設計思想で運用しています。一般的な時短勤務との違いは以下のとおりです。

  • 利用理由を問わない: 子育て・介護のみに限定しない
  • 勤務時間を選択可能: 1日6時間または7時間から選択
  • オンコール免除: 原則として時短常勤者はオンコール対象外
  • 賞与・査定への影響を最小化: 時短勤務であることを理由とした評価減を行わない方針
  • 常勤復帰: 本人希望でフルタイム化も随時可能

制度の詳細は常勤時短労働条件のページでもご案内しています。

ご応募・お問い合わせ

えるの採用に関するご相談、給与・勤務条件の詳細確認、見学・面接のご希望は、下記フォームよりお問い合わせください。担当者より折り返しご連絡いたします。ICU・救命救急センター・急性期病棟出身で訪問看護への転職を検討されている方、子育て・介護と両立しながら看護師としてのキャリアを続けたい方からのご応募をお待ちしています。

採用に関するお問い合わせフォーム →

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