この記事の要点(一問一答)
Q:訪問看護を選ぶとき、家族は何を確認すればよいですか
A:確認しておきたいのは「自宅が訪問の範囲に入っているか」「必要な医療的ケアに対応できるか」「夜間や休日の連絡方法と対応の実際」「主治医やケアマネジャーとの連絡の取り方」の4点です。パンフレットの表現ではなく、具体的な運用として聞くことが大切です。申し込みの前に電話で確認できる内容ばかりですので、複数の事業所に同じ質問をして比べてみてください。
つまり、訪問看護選びは事業所の規模や知名度ではなく、ご自宅の状況に運用が合うかどうかで決まります。以下、確認の順番に沿って整理します。
まず、訪問の範囲に自宅が入っているかを確認する
訪問看護は、事業所から自宅まで看護師が伺うサービスです。そのため、どれだけ条件が合っていても、訪問の範囲外であれば利用できません。最初に確認すべきはこの点です。
市町村の境目にお住まいの場合、事業所によって対応の可否が分かれることがあります。住所を伝えて「この場所は訪問できますか」と聞けば、その場で回答が得られます。ケアマネジャーが付いている場合は、候補となる事業所を挙げてもらった上で、この確認から始めると調整が早く進みます。
必要な医療的ケアの内容を、具体的に伝えて聞く
「医療的なことも対応できますか」という聞き方では、答えが曖昧になりがちです。現在受けている処置の名前をそのまま伝えて、対応の可否を確認してください。
退院前であれば、病棟の看護師や地域連携室の担当者に、必要な処置を書き出してもらうとよいでしょう。その一覧をそのまま事業所に伝えれば、判断が正確になります。
える訪問看護ステーションが在宅で対応している処置には、人工呼吸器(TPPV・NPPV)、HFNC、喀痰吸引、経管栄養、在宅中心静脈栄養などがあります。いずれも主治医の指示に基づいて実施します。処置の内容によっては、訪問の頻度や時間帯の組み方が変わりますので、初回の相談時にあわせてご確認ください。
夜間と休日の連絡方法を、運用として確認する
ご家族の不安が集中するのは、事業所が動いていない時間帯にどうなるかという点です。ここは表記だけでなく、実際の流れを聞いておくことをおすすめします。
確認したい内容は次のとおりです。
- 夜間に連絡する番号はどこか(事業所の代表番号か、別の番号か)
- 連絡した後、どのような判断で訪問になるのか
- 休日はどのような場合に訪問があるのか
える訪問看護ステーションでは、夜間は看護師がオンコールで待機し、ご連絡を受けて必要と判断した場合に訪問します。休日も訪問しており、休日の訪問予定は重症の方やターミナル期の方を中心に組んでいます。定期の訪問とは別に、状態に応じた対応を行う形です。
主治医・ケアマネジャーとの連絡の取り方を確認する
在宅療養は、訪問看護だけで完結しません。主治医、ケアマネジャー、薬局、リハビリ職などが関わります。この連絡がどう回るのかを確認しておくと、状態が変わったときの動きが早くなります。
具体的には、状態の変化を誰が主治医に伝えるのか、ケアマネジャーへの報告はどの頻度で行われるのか、といった点です。ご家族が毎回間に立って伝える運用になっていると、負担が大きくなります。
当ステーションの体制は、看護師15名、理学療法士4名、言語聴覚士1名です。看護とリハビリの両方が関わる場合も、同じ事業所の中で情報を共有します。
訪問の範囲と事業所について
訪問の範囲は、門真市・守口市を中心に、高槻市・枚方市を除く大阪府北部です。
える訪問看護ステーション(株式会社える)
門真事務所:大阪府門真市元町8-4 アンシャンテ高宮1階
豊中サテライト:大阪府豊中市上新田1-10-10-306
理念は「全部、真っ当に全う」としています。住み慣れた場所での生活を続けられるよう、必要な範囲の関わりを組み立てます。
ご相談について
利用を決める前の段階でも、訪問できる範囲や対応可能な内容についてお問い合わせいただけます。退院前で日程が決まっていない場合や、ケアマネジャーがまだ決まっていない場合もご相談ください。
最終更新日:2026年8月12日
監修:える訪問看護ステーション
「大阪で訪問看護を選ぶとき、ご家族が申し込み前に確認しておきたいこと」へのコメント
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