たまにはつらつらと思いの丈を書き記していこうと思う次第です。
当社のmission・vision・valueは他のページに記載されている通りです。
これらをひっくるめて、当社のテーマは「全部、真っ当にまっとう」としています。
当社の価値判断基準は正しいか誤っているかよりも、美しいか美しくないかというところが根っこにあります。
まぁ、結局のところ美しいとは正しいに帰結するのですが、基本的によっぽどのことがない限り人は自らの行為を正しいと思っておこなっています。
人は皆それぞれ生きてきた過程が違うのはもちろんのこと、同じ医療職であってもましてや同じ職業であっても、受けてきている教育やおこなってきた学習はまるっきり違います。医療的にやってはならぬの価値観は共有しやすくとも、「かくあるべきである」という指標はばらつきがあるのです。そして、それは各人のライフステージよっても変化します。
そのような中で、まず当社として共有したいのは美しい行為を選択し続けるということです。
美しいとは利用者本人に主体性を置いた、その人を軸にしたうえでのすべての業務を配分していくことです。
常に主語を見誤らないということです。
でも、プロとして共依存を産んだり、時間を超過したり、過剰なサービスをおこなうことではありません。
主語を見誤らずにプロとして最高のサービスを提供するには、私生活の充実・自己研鑽・専門的知識や技術・臨床力・研究力・読解力・文章力・どのような法制度の中で動いているかの自認・多職種の役割の理解・多職種の関連法規の理解・利用者の利用制度の理解・診療報酬の動向・様々な助成の認知・国の動き…様々なことを理解し実行し充実させいつでも展開や提示できる準備をしておく必要があります。
それをやりきるんです。
この全部をやる。
近道はありません。地道に積み上げていくしかないんです。
当社はこれを「全部、真っ当にまっとう」と呼びます。
真っ当は最強のカードです。よくわからない慣習や慣例・ヒエラルキー・風土など様々なものを凌駕する力を秘めています。なんら恥じることもありません。後はこれをやりきる決意と胆力と、それを常に忘れないことです。それが軸となり文化となっていくと信じてやっていきます。
「「全部、真っ当にまっとう」とは」へのコメント
コメントはありません